【日刊麻雀テクニック】サンプル
まずは
①鳴いてシャンテンが進む
②4メンツ1雀頭の候補が足りている
③役有りが確定している
の3条件すべてを満たすケースから。
リーチタンヤオの完全1シャンテンの場合
・ドラ0 序盤鳴かない。中盤は次から鳴く、中盤過ぎ以降鳴き
・ドラ1 上に同じ。
・ドラ2 最序盤鳴かない、序盤は次から鳴く、中盤以降鳴き
・ドラ3 いつでも鳴く。
・ドラ1 上に同じ。
・ドラ2 最序盤鳴かない、序盤は次から鳴く、中盤以降鳴き
・ドラ3 いつでも鳴く。
例: 出る
⇒ 8巡目以前はスルー、8巡目以降は鳴き有利。
上記例でドラ0枚だった場合、
鳴いてタンヤオのみの両面テンパイと、
リーチタンヤオの完全1シャンテンでは、
8巡目以前は後者有利、
それ以降では前者有利ということが
シミュレーションによって示されています。
ただし、
鳴かなかった場合も次巡以降手が進む牌が出た場合は鳴くとして、
メンゼンでテンパイする可能性をまだ残すという選択もあり、
鳴くかどうかの分岐点付近では有力です。
リーチによる特典上昇効率のよいドラ1まではドラ0と基準はほぼ同じ。
鳴いても30符3ハンあるドラ2の場合は5巡目から鳴き有利になり、
鳴いてもマンガン手のドラ3なら常に鳴き有利になります。
メンゼンテンパイでピンフがつく1シャンテンの場合
・ドラ0 中盤鳴かない、中盤過ぎは次から鳴く、終盤は鳴き。
・ドラ1 上に同じ。
・ドラ2 序盤鳴かない、中盤は次から鳴く、中盤過ぎ以降鳴き。
・ドラ3 いつでも鳴く。
・ドラ1 上に同じ。
・ドラ2 序盤鳴かない、中盤は次から鳴く、中盤過ぎ以降鳴き。
・ドラ3 いつでも鳴く。
例: 出る
⇒ 10巡目まではスルー有利。
今度はメンゼンでテンパイした時にピンフがつくので、
より遅い巡目までメンゼン有利になります。
ドラ0の場合は10巡目までは鳴かない方が有利です。
ピンフ以外でも、メンゼンならさらに高打点が見込める
(三色やイーペーコーがつく受けがある)場合は、
よりメンゼン有利になると言えます。
とは言っても、終盤はテンパイ料による収入も大きく、
鳴いても3ハン以上ある手の場合はメンゼンでさらに
高打点が見込めるメリットもそれほど大きくないので、
メンタンピンの完全1シャンテン以上にメンゼン有利な手牌でも、
鳴き有利になる巡目は2巡遅くなる程度と思われます。
リャンメン×2の1シャンテンの場合
例: ドラ 出る
リャンメン×2の1シャンテンの場合、
鳴かなかったときは完全1シャンテンに比べ
2巡ほど平均テンパイ巡目が遅くなるので、
鳴くのも2巡程度早めます。
(上記例なら8巡目から2巡早めて6巡目が分岐点なので、
4巡目以前は鳴かない、8巡目以降は鳴き、5~7巡目は次から鳴く)